環境に配慮し、持続的発展が可能な社会の構築に向け、温室効果ガス削減・容器包装プラスチック削減など、目標達成にむけた製品づくりを目指しています。
SDGsへの取り組み

省エネ・省CO2への取組み
1. クールビズ・ウォームビズの実施と結果報告
クールビズ・ウォームビズは、2005年に環境省が提唱して今年で21年目を迎えた活動です。
牛乳石鹸では、クールビズ・ウォームビズ期間中の社員への啓蒙活動と適切な室温の設定や無駄な電力消費を防ぐ事に取組んでいます。月々の消費電力の統計をとり、期間中の結果を報告しています。
生産梱包当たり使用電力量〈安田工場〉(2009年上期を100)
2. 安田工場 甘水エコロジープラントの建設と稼動
当社独自の釜炊き製法で石鹸を作ると必ず甘水という廃液が発生し、この甘水にはグリセリンや塩などが含まれています。
これまでは、この甘水からグリセリンと塩を回収してきましたが、多量のエネルギーを消費してきました。そこで、省エネと環境への配慮が可能となる、甘水エコロジープラントを建設いたしました。
甘水エコロジープラントは、甘水をUASB(上向流嫌気性汚泥床)システムを用いて、下水放流可能な水質にするとともに、バイオガス(メタンガス)を生成し、ボイラの燃料として有効活用する「環境にやさしい」設備であり、2012年4月から本稼動を始めています。
今後も環境にやさしい牛乳石鹸をめざし、産業廃棄物の削減、再生エネルギーの活用をおこなっております。
3. コージェネレーションシステムを採用
安田工場では、エネルギー供給システム(コージェネレーションシステム:以降「CGS」)を採用、これは、都市ガスを燃焼させ発電し、その時に発生する排熱を利用して動力・温熱・冷熱を取り出し、総合エネルギー効率を高めるものです。CGSで発電した電力は安田工場で使用する電力量の約1/4に相当し、排熱利用による省エネ効果は約10%になります。
安田工場 コージェネレーションシステム
4. コージェネによる省エネ活動
2016年6月~2017年1月に520kW1基を400kW2基に更新しました。 これにより、電力のピークカットが可能になり、従来から懸案になっていた「平準化」を実現できるようになりました。さらに2基の構成になったため1基での運用よりも安定した運用ができることも狙いの一つです。
ごみ削減への取組み
1. 廃棄物の減量や資源化に取組み、ごみ減量優良建築物の表彰を贈呈される
牛乳石鹸では、資源化できるものとできないものの分別の徹底と排出量の把握、再資源化比率の向上に努めております。
2016年10月14日に大阪市環境局から、事業所からの一般ゴミ削減の取組みに対して安田工場に従来の優良標に加え、大阪市環境局長からの「感謝状」と「標章」が贈呈されました。
安田工場全員での分別の取組みの結果、「再利用」へまわる比率が高い水準を 保つ結果になったため、2011年度から4年連続に加え、2016年度の贈呈にいたりました。回数をかぞえると5回の贈呈になるということで、局長賞にあたる「感謝状」をいただきました。その後、2018年度にもごみ減量優良建築物として選ばれております。
2. 環境に配慮した容器改善
「容器」「包装」を利用して商品を販売する事業者は、「容器包装リサイクル法」において消費者の方が使い終わった容器包装を回収して、再利用処理の義務を負っています。牛乳石鹸ではプラスチックの使用量を削減し、環境にやさしい容器構造にしようと努力を続けています。
近年、プラスチック削減意識がますます高くなってきましたが、牛乳石鹸では2011年からボディソープの詰替えパウチの軽量化、2013年より「カウブランド無添加シリーズ」の詰替えパウチでは「バイオプラスチック(サトウキビ由来)」を採用しています。
一例として、「キューピーベビーシリーズ」の詰替用パウチにおいて「バイオプラスチック(サトウキビ由来)」を採用しました。これは泡ソープや泡シャンプーの4アイテムで、年間約24t(2020年出荷ベース)の二酸化炭素の削減に相当します。なお、バイオプラスチックを採用した商品には、当社オリジナルのマークを記載しています。
引き続き牛乳石鹸は容器包装の軽量化や環境配慮素材への代替するなど、環境にやさしいモノづくりをおこなっていきます。
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2022年「スキンライフ 薬用泡のふんわり洗顔」の詰換用パウチにおいて、バイオマスプラスチック採用
約40%使用(1枚当たりのCO2排出量29%削減) 年間約6.9tのCO2削減(2020年出荷ベース) -
2021年キューピーベビーシリーズの詰替用パウチ
・泡ソープシリーズ:約34%使用(1枚当たりのCO2排出量29%削減)
・泡シャンプー:約39%使用(1枚当たりのCO2排出量32%削減)
4アイテムで年間約24tのCO2削減(2020年出荷ベース)
その他の取組み
1. 琵琶湖の葦(よし)を原料とする紙を使用
名刺や封筒に琵琶湖の葦(よし)を原料とする紙を使用し、水の浄化や水鳥・魚などの棲息地保護に役立てています。枯れ葦(よし)を使用した名刺1枚で琵琶湖・淀川水系の水、約20Lが浄化された事になります。
冬に枯れた葦(よし)は毎年、刈り取らないと新芽が出にくくなり、水質汚染につながります。葦(よし)が新芽を出し、1本の葦(よし)に成長すると約2tの水を浄化します。この刈り取られた葦(よし)を原料としたレイクパピルスを名刺や封筒に使用しています。
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琵琶湖写真 -
葦を使用した封筒と名刺
2. 神戸プラスチックネクストに参加
牛乳石鹸は2021年10月1日からスタートした「神戸プラスチックネクスト~みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル~」に参加しています。本プロジェクトは、循環型社会の実現に向けて協働し、神戸市内75店舗に回収ボックスを設置、使用済みの日用品のつめかえパックを分別回収して再びつめかえパックを製造する「水平リサイクル」を目指すものです。
日用品のつめかえパックの普及はプラスチック使用量の削減に大きく貢献している反面、様々な特性を持つ多層構造のフィルムは 「水平リサイクル」(同じ製品を資源に戻して再び同じ製品にリサイクルする)が難しいとされてきました。
「水平リサイクル」を目的とした様々なリサイクル方法が、本プロジェクトをきっかけの一つとして全国へ広がりますよう、神戸市をはじめとした参画メンバーの各社様と共に、微力ながら努めてまいります。
神戸プラスチックネクスト写真
