私が小さい頃、近所の駄菓子屋(今のように妙にレトロ感をあおったこじゃれたのでなく)で紙石鹸というのを売ってました。
大概はピンク色の小さいビニールの小さい封筒状の中にうすくスライスした石鹸が数枚入っているもので、大人の感覚で言えば、あまり実用的で無いのですが、子供のころはこういうものに胸ときめかしたのです。スライスされた石鹸は半透明のピンクか赤色で、その色合いと壊れやすさから宝物のようにしていた記憶があります。実用的に使うなんて滅相も無い!結局使うことの無いまま、紙石鹸はどこかへ行ってしまいました。この間とある通販商品を見ていたら、ロール状になった紙石鹸を売ってました。これは本当に急場で石鹸を使いたい時に必要なだけ、カットして使うようですが、小さい頃の紙石鹸を記憶がほのぼの蘇り、懐かしい気持ちになりました。