小学校の手洗い場にあった石鹸は、小さくなった石鹸をたくさん集めて網の袋に入れで蛇口に結びつけたものでした。給食の前、皆で手洗いするとき、少しでも大きな石鹸の欠片が入った網の袋目指して走りました。ちょっとでも大きいと泡立ちが断然違うのです。
濡らした手で、一生懸命網ごと擦り、ブクブクと立つ泡を両手で包み込むようにして手を洗いました。小さくなった石鹸は以前のように香り高いというわけではなく、ゴツゴツした手触りで泡立ちも少なかったけれど、大事に使ったものです。今、我が家でも固形の石鹸を使う機会は減り、液体石鹸を使うことが多くなりましたが、小さくなった石鹸を集めて最後まで使うという経験は今の子供達にも体験させたいと思います。手からすり抜けるほどになったら、新しい大きな石鹸にくっつけて、その一部分になってまた良い香りを泡立ちを復活させてくれる喜びも。