私は小学生の頃、物凄いオテンバ娘でした。 普段遊ぶお友達も男の子ばかりで、近所や学校で喧嘩をしても負けた記憶が無 く、自分でも女だと認めたくないほどの男勝りな女の子でした。
ところがそんな私にも、甘酸っぱい思いを経験する時がやって来ました…。それは、小学5年生の終わり頃、学校からの帰り道でおきました。
いつも一緒に遊んでいた友達の男の子と、これまたいつもの様にお互いに肩 を組み合って、足をひっかけて転ばせたり、膝でお尻を蹴りあったりして、ジ ャレ会いながら帰っていた時、「お前ってイッツモ、石鹸のイイ匂いがするよ ナ…。」とフと何気なく言われたこの言葉に、胸が「きゅ-ん」としてドキ ドキしてしまったのです。
それからその男の子を見ると、まるで金属探知機のようにドキドキしてしま う自分が恥ずかしくて、今までの様に遊べなくなってしまいました。そうこう している内に6年生になり、その年の2学期に男の子は引越し、転校してしまい ました。初めて経験したセツナクて甘酸っぱい思いでした…。
その当時、使っていたのが牛乳石鹸だったと思います。 懐かしいな…。
あれから25年。彼はどんな大人になったのかな? 知りたいようで、知りたくない。そんな思いです…。