広く社会への取組み

牛乳石鹸は「良き企業市民」であるために、社会と共に堅実にそして誠実に歩むことが大切であると考えています。援助を必要としている人々に可能な範囲での取り組みを行なっています。

未曾有な被害をもたらした2011年3月の東日本大震災、2016年4月の熊本地震を受け、被災された方々、避難生活を強いられている方々に安らぎを与えられるよう、復興支援に取り組んで来ました。

救援物資としての固形石鹸の提供
経済産業省や被災地の要請を受け、カウブランド青箱石鹸を被災地にお届けいたしました。
東日本大震災 161,280個
熊本地震 4,320個
廃ポリドラム提供
NPO法人を通じて、雨水タンク用として廃ポリドラム6台を無償提供しました。
震災義援金
日本赤十字社を通じて、義援金の協力をいたしました。
東日本大震災 3,000,000円、熊本地震 1,000,000円
また、従業員・労働組合からの協力(東日本 1,028,444円、熊本 138,863円)をしました。
青箱

牛乳石鹸は1961年7月から協賛会社としてベルマーク運動に参加し、丸50年以上にわたり援助のお手伝いを行ってきました。今後もこうした活動を地道に続けて行きます。

ベルマーク

牛乳石鹸は2011年3月よりマタニティマーク普及委員会を応援しています。これまでにマタニティマークとキューピー ベビー石けんサンプルを提供してきました。

マタニティマーク

従業員が集めたペットボトルのキャップを作業所に発送し、障がい者の方がキャップの洗浄や破砕等の仕事を行なう事で、新たな雇用の確保に繋がっています。また、キャップ回収の売却益で開発途上国の子供たちにワクチンを届けています。キャップを再資源化することでCO2の発生を抑制し、温暖化防止にも役立っています。

ホームページのキューピーベビー「ママパパ」コーナーを製作した際に、監修していただいた助産師さんからマダカスカルの修道院にいろいろなものを送られているお話をお聞きし、牛乳石鹸からも石鹸を協賛したのがきっかけです。
牛乳石鹸の製品とともに、現地までの送料として会社と社員からの寄附金もお渡ししています。

地域社会への取組み

当社は創業以来、大阪に本社、工場を置き事業を行なってきました。地域の住民の方々と共に歩んでいくことが大切であるとの考えから、地域貢献の取り組みを行なっています。

地域住民の安全・安心に貢献するため、安田工場を大阪市鶴見区の災害時協力貢献事業所として登録しました。安田工場では、大きなタンクで水道水や工業用水を貯水しており、緊急時の飲用やトイレ用などでの提供を想定しています。この登録制度は、災害発生時に企業の持つ人的・物的資源を活用することにより、地域に於ける災害発生時の初期・初動時の防災力向上を目的としたものです。

また、2014年6月、「災害救済ベンダー」という機種の自動販売機を安田工場に設置しました。この機種は災害発生時に内蔵のバッテリーが作動し、自販機内の飲料がすべて無料で取り出せ、利用できるものです。東日本大震災以降、当社としても非常時の際の食料や水等の備蓄を進めています。災害発生時には、社員のみならず地域住民の方にも配布可能なものです。

地域・環境活動の一環として、本社・支店では年に4回、安田工場では年に2回、外周の清掃活動に取組んでいます。 

大阪は全国でもひったくり発生件数が高くなっており、その防止策として自転車の前かごに「ひったくり防止カバー」を取り付けることが推進されています。当社の社員からの提案もあり、地域の防犯に貢献できるとして防止カバーを製作し、大阪市城東区・鶴見区に寄附させて頂きました。

子育て支援への取組み

牛乳石鹸は風呂育(お風呂文化を通しての子供の育成)、手洗いの啓蒙を重要テーマとして子育て支援に取り組んでいます。

すべての子どもたちにお風呂を大好きになってもらいたいという願いをこめ、「風呂育」をテーマとした絵本『ごしごし せなか』(非売品)を刊行しました。お風呂の楽しさを絵本で伝えることで、小さなお子さまのお風呂嫌いに悩むお父さん、お母さんの子育てを応援しています。本社他、当社各拠点周辺地域の幼稚園、保育園、図書館など子育て支援に関連する施設を中心に全国約1千ヶ所へ寄贈しました。

また、各種地域イベント等で絵本「ごしごしせなか」の読み聞かせ会を社員が行ない、お子様やお母様方に喜んで頂いています。地域の方々との交流を深めるとともに、手洗いの啓蒙活動もあわせて行なっています。

工場がある大阪市鶴見区は、大阪市内で出生率と年少人口が最も高く、子育て世代が多いことから「子育て支援」が重要施策と位置づけられています。地域において子供を見守り、安心して子育てが出来る環境づくり、また子育てに不安を持っている方をみんなで応援することを目的として、子育てを支援する機関、団体、施設、サークルなどがネットワークをつくり幅広いイベントを開催しています。牛乳石鹸もこの趣旨に賛同し、社員で「遊びのコーナー」に参加しています。

2015年3月にキッザニア甲子園、2016年7月にキッザニア東京に牛乳石鹸の「石けん工場」がオープンしました。
「釜だき製法」による石けんづくりを学び、石けんが形になるまでの製造工程を体験します。子供達が『石けん工場』パビリオンでの体験を通じて、ものづくりの素晴らしさを実感し、石けんの特徴を理解することで、生活の中に溶け込んでいる石けんの良さを認識し、改めて興味を持つことを期待しています。
また、子供達がここで作った石けんを自宅に持ち帰り、家族に話したり、楽しいバスタイムを過ごしたりすることで、家族との時間を大切にして欲しいという思いを込めています。キッザニアは子供達が楽しみながら将来の自分の職業や社会の中での役割について考える場を提供することを目的とした職業・社会体験型施設です。様々な職業を疑似体験することを通じて、社会性や自立心を育むことができます。

【キッザニア甲子園】
【キッザニア東京】

牛乳石鹸では、「固形石鹸の良さを次世代に伝えるための活動」の一つとして、一業種一社しか発行できない小学生に大人気の本、まんがでよく分るシリーズ『石けんのひみつ』を2016年8月に発行しました。

このシリーズは、2001年より学研様より発行されている「○○のひみつ」と題した漫画本であり、全国の小学校図書館(擁護学校・聾学校)22,500部、公立図書館(3,000部)に寄贈しました。『石けんのひみつ』の内容は、石けんのやさしさ、製法、歴史や流通など漫画で分りやすく説明し、また学研WEBサイト内でも3年間公開されています。

芸術文化振興への取組み

牛乳石鹸は創業から100年を超え、豊かな”こころ”を育むために芸術文化振興への取り組みを行なっています。

2011年6月に、伊豆の国市で公演された「天国のシャボン玉ホリデー」という演劇に協賛しました。この「天国のシャボン玉ホリデー」は、伊豆の国市が主催する「伊豆の国市劇団いず夢」という劇団により公演されました。この「伊豆の国市劇団いず夢」は、芸術文化振興、ひいては伊豆地域全体の文化へ貢献することを目的として、旧韮山町に町の劇団として設立されたものです。
具体的には、当社歴史資料館に所蔵しているシャボン玉ホリデー関連の資料を貸し出したり、会場に装飾する暖簾を提供したりしました。

牛乳石鹸は創業100周を迎えた2009年から日本センチュリー交響楽団(旧大阪センチュリー交響楽団)の演奏活動を支援しています。当楽団はその公共性の高い音楽活動から「特定公益増進法人」に認定されています。法人賛助会員に加入すると共に、音楽家を目指す高校生・大学生へ「ドナーシート(年間10回開催される定期演奏会への招待席)」を提供しています。